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若者の意識「人並みに働き、楽しい生活をしてワークライフバランスを充実」という時代に

若者の働く意識

新入社員や若手社員の研修や、1on1を行うにあたっては、若手社員の「働くことに対する考え」について知っておいたほうがいいでしょう。
若手社員は「働くこと」について、どのように考えているのか、どのように変化しているのかを知るために、平成30年度の「働くことの意識」調査結果をご紹介します。

公益財団法人日本生産性本部と一般社団法人日本経済青年協議会は6月21日、平成30年度新入社員1,644人を対象にした「働くことの意識」調査結果を発表しました。この新入社員の意識調査は、昭和44年度に実施して以来50回目を数え、この種の調査ではわが国で最も歴史のあるものとなっています。

平成30年度 新入社員「働くことの意識」調査結果より
https://www.atpress.ne.jp/news/159172

働く目的は、楽しい生活をしたいから。働き方は人並みで十分

働く目的で最も多いのは「楽しい生活をしたいから」。次順位の、「経済的に豊かになる」も上昇しています。
一方、自分の能力をためす、社会に役立つという理由は減少しています。
また、働き方に対する質問については、「人並み以上」が直近5年くらいで大きく減少し、「人並みで十分」が大きく上昇しています。

楽しい生活ができて、人並みの働き方で、ワークライフバランスを取りたいという考えが増えてきているようです。
この記事の最後に紹介していますが、ワークライフバランスが重要視されていることがわかる結果もでています。
「人並み以上に働き、昇進を目指す」という働き方から、「人並みに働き、楽しい生活をしてワークライフバランスを充実させる」、という働き方に時代は変化しています。

会社の選択理由は、「自分の能力、個性が生かせるから」

「会社を選ぶとき、あなたはどういう要因をもっとも重視しましたか?」という質問に対する回答で最も多いのは、「自分の能力、個性が生かせるから」(31.0%)。
「会社の将来性」という回答結果は、平成に入ってから減少しており、会社に依存していくのではなく、自分の能力や個性を活かしていきたいという意識が強い時代になっています。

どこまで昇進したいか、という質問については「どうでもいい」が1位に

「どのポストまで昇進したいか」という質問について最も多かった答えが、なんと、「どうでもいい」
次が、専門職<スペシャリスト>となっていました。

これまでの時代では、定年退職後に、「あなたは何ができますか?」と質問すると「部長ができます」という回答もよくあったという話もあります。
「部長が欲しい」という会社はなく、「会社にとって利益をもたらす人材」が欲しい時代へと変化しています。
若い方も、会社で昇進し、役職がつくよりも、手に職をつけて、自分の能力を生かしていきたい、という考えになっているようです。

就労意識のランキング 個人の能力や人間関係を広げることが上位に

<1位> 仕事を通じて人間関係を広げていきたい
<2位> 社会や人から感謝される仕事がしたい
<3位>  ワークライフバランスに積極的に取り組む職場で働きたい
<4位> どこでも通用する専門技術を身につけたい
<5位> 高い役職につくために、少々の苦労はしても頑張る
<6位> これからの時代は終身雇用ではないので会社に甘える生活はできない
<7位> 仕事をしていくうえで人間関係に不安を感じる
<8位> 仕事を生きがいとしたい
<9位> できれば地元(自宅から通える所)で働きたい
<10位>海外の勤務があれば行ってみたい

就労意識については、「高い役職につくために、少々の苦労はしても頑張る」が昔と比べて順位が下がり、
個人の能力や、人間関係を広げるたい、ということが上位になっています。

若い人の職場の人間関係についてはドライになっている、という印象がありましたが、そんなことはなく、人間関係を広げて専門スキルを身につけたい、能力をあげていきたい、という方が多いようです。

3位は「ワークライフバランスに積極的に取り組む職場で働きたい」という結果になっています。
これからの採用においては、「ワークライフバランス」はとても重要なポイントになるでしょう。
また、若手の社員と1on1では、このような働く意識の変化について、あらかじめ考慮のうえ話をしていくことが必要がありますね。

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羽石 乃理子

株式会社キャリアデザインコンサルティング 代表取締役社長
国家資格キャリアコンサルタント/社会保険労務士
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